| 2006年2月22日(水) |
| マジシャン探偵A |
ターゲットのボディーガードをカメラの三脚でしばき倒す戦場帰りのフリーカメラマンをえがいた
『スクープハンター多聞』
小学生の主人公が延々とポーカー勝負をし、延々と相手のサマを見破る異色作
『100万$キッド』
日本のチビっ子を恐怖のどん底に陥れた1999年世界滅亡確定理論漫画
『マガジン・ミステリー・調査班』
ここまで言えばお分かりでしょう。
そう、全て石垣ゆうき先生の著書です。
そんな石垣ゆうき先生が少年誌『少年マガジン』から児童誌『コミックボンボン』へと戦いの場を移し、叩き出した渾身の作品が…これだ!

そう、マジシャン探偵A(エース)………ッッ
あらすじ
主人公『奇術(きじゅつ)アキラ』は小学校の手品部でツレとチンタラ手品遊びを楽しむ毎日を送っていた。だがある日、遊びに行ったマジックショーで殺人事件が起こり、偶然近くにいたアキラのツレが容疑者にされてしまう。ツレを助けたい一心のアキラ。そんなアキラに応え、天才奇術師だった祖父の形見である杖がアキラをマジシャン探偵Aに変身させるのだった。
あらすじを書くのに大変苦労しましたぞ?
ちなみに変身後のアキラは上画像左上のシルクハット君です。そしてこれはお約束なんですが、登場人物はおろかツレまでマジシャン探偵Aがアキラだと気付きません。遊び先で出現しようが、旅行先で出現しようが、無人島で出現しようが気付きません。
しかもマジシャン探偵A出現中はアキラがいなくなるという隙の無い状況証拠が揃っても気付きません。それがお約束、理解(わか)るな?
唯一主人公のライバルキャラのみが『マジシャン探偵Aってアキラと同じ場所にケガしてるから…もしかして同一人物?』と気付いてしまいますが、その後彼も変身仲間となってしまうので問題ありませんでした。気付いたヤツは仲間になるか動物になるか選ばされます。そんなパーマンみたいな。ウソだが。
さて、つぅワケでしてどんなにマジシャン探偵が活躍しても主人公アキラ君の社会的地位は最下層といっても過言ではありません。そんな彼にある日とうとう最後通告が。

きた!逆境だ!!
つぅか究極超人。
むしろ究極超人の光画部テイストと感じてしまうのは次のコマに拠るところが大きいかと。

きた!メガネのツンツン生徒会長!(腕章付き)
そんな西園寺さん(寿さんです)を満足させるために手品部は「いっしょけんめいがんばります」が、いかんせんチンタラ遊んでるだけの部なんで、他人が満足する芸ができるワケもなく、寿生徒会長に『ハッ、所詮ただのお遊びよ』と吐き捨てられてしまいます。
所詮も何も小学校の倶楽部活動っつーのは基本的にお遊びのレベルだと思うんですが。そんな野暮な事言う人間は寿さんを語る資格ありませんよ?ハンッ。

そんな佳境にマジシャン探偵A登場。寿さんを満足させてしまいます。マジックで感動というか、マジシャン探偵Aは竜巻旋風脚で校庭に「A」という文字をナスカの地上絵ばりに描いてたので、それに感動したと思われます。厳密にいうとマジックで感動してないんですが、寿さんがそれで満足ならいいじゃないか、なぁ?
あと、当然ながら『アキラがいない』『手品部のためにマジシャン探偵Aが出現して寿さんをギャフンと言わせている』と、状況証拠は完璧に揃ってるんですがお約束の力は偉大なので。
ラストは手品部存続のため、ワリくって超常現象研究会が廃部。

石垣先生のファンなら当然理解(わか)るな?
そう、この特徴ある後姿……キバヤシとナワヤなんだよ!マガジン・ミステリー・調査班なんだよ!
つぅかボンボンの読者が理解(わか)ると思っているのか石垣先生。
むしろマジシャン探偵Aの読者が喜ぶと思っているのか石垣先生!?
わかってるじゃないですか!ここに大喜びしてるアホがいますよ!
だから石垣先生のファンはマジシャン探偵Aを買うんだ。
ファンじゃない人は買わなくていいんだ。
ちなみに今回メインキャラのように扱った生徒会長の寿さんですが、3巻のみ登場の単発キャラなんだ。
別に悲しくないんだ。別にお気に入りキャラじゃないんだ。ホントなんだ。信じてくれなんだウァアアア! |
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